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テキストエディタをSublime TextからAtomへ。新しい恋は始まるか?

September 28, 2015

Digital

WEB界隈では知らない人はいないはず、恋に落ちるエディタ「Sublime Text」。
わたしもあっけなく恋に落ちた1人です。

「Sublime Text」歴は3年弱でしょうか。
それまで長い間「DreamWeaver」を使っていて。
エンジニアライクでかっこいい、程度で試しにインストールした「Sublime Text」。
触れば触るほど新しい魅力に気づき、
自分好みにカスタマイズすることでその魅力はさらに高まり…
『恋に落ちるエディタ』の名は伊達じゃないことを身をもって感じてきました。

でも、今回はそんな「Sublime Text」との蜜月が危ぶまれる、新たな恋が始まるかもしれないという話。
そうです!これまたみんな大好きな、次世代テキストエディタ「Atom」について。

半月ほど「Atom」を使ってみました

こちらも説明不要とは思いますが。
「Atom」はGithubが開発したオープンソースの無料テキストエディタです。

atom

「Atomがすごい!」という評価はずいぶん前から気になっていました。
それでも「いやいやSublime Textでしょ」と乗り換える気は起こらず。

…だったのですが、
仕事のほとんどのプロジェクトでGithubを使うようになってきたこともあり、「そろそろAtomかなぁ」という流れに。
ようやくインストールし、半月ほど「Atom」を使ってみました。

「Atom」の魅力

まだまだ使いはじめたばかり。
それでも感じる「Atom」の魅力を4つ挙げます!

1:デザインが好き!

新しいツールを使いはじめる時、まず何よりも先にデザインカスタマイズをします。
好きなデザインかどうかが、毎日使いたいかを大きく左右するので。

「Atom」はシンプルで無駄がないデザイン。
デフォルトでも申し分ないですが、次のテーマ設定がお気に入りです。

区分 テーマ名
UI Theme One Dark
Syntax Theme Monokai

001

Monokaiは「Sublime Text」でも使っていました。
ソースコードがとても見やすいです。

2:ファイルツリーが使いやすい!

左のファイルツリーから、必要なファイルをすぐに開ける、切り替えられる。
シンプルな機能ですが、これがとても使いやすいのです。

filetree

3:デフォルトでMarkdownが使える!

なんでもかんでもMarkdownで書きたいお年頃。
「Sublime Text」でもプラグインを入れてMarkdownを使えるようにしていました。
でも、
  • 初期設定が少々面倒くさい
  • ブラウザでビューを確認するのが不便
など、いまいち使いにくさが。

ところが、AtomはデフォルトでMarkdown対応。
画面の右半分にリアルタイムビューを出しながら書ける。
これこれ!求めているのはこの形です!

md

4:環境設定・パッケージの管理がしやすい!

「Sublime Text」も「Atom」も、その素晴らしさは拡張性の高さにありますよね。
必要な機能を追加していくことで、どんどん自分専用のツールにできる。

「Atom」ではそのカスタマイズをGUIでできるのでとても簡単。

環境設定の画面がとても見やすいです。

setting

パッケージインストールも簡単。
「Sublime Text」では
  • 環境設定はJSON形式のファイルを編集する方式
  • プラグインインストールなどもコマンドを使用する
というちょっとしたハードルがありました(良い点でもあるのですけど)。

「Atom」に追加したパッケージ

とりあえず現状セットしたパッケージたち。
「これはまず入れなくちゃ!」というものばかりです。

◆ japanese-wrap

Soft Wrap設定時、日本語テキストの改行表示がおかしくなるらしく。
このパッケージを入れておけば問題ありません。

◆ autoclose-html

HTMLの閉じタグを自動補完してくれます。

◆ emmet

コーディングの効率化にはなくてはならないemmetはもちろんセット。

◆ linter

構文エラーチェックのベースパッケージ。
各種言語用のパッケージも入れる必要があります。
とりあえず次の3つを。

◆ minimap

「Sublime Text」でもおなじみの、ソースコードの全体図を右端に表示させる機能。

minimap

◆ pigments

カラーコードの色をバックグラウンドに表示してくれたり、
HexからRGBに変換してくれたりして、とても便利です。

pigments

◆ compare-files

2つのファイルの差分を確認できる。残念ながらマージはできません。

compare



英語のほうがUIがかっこいいと考えているため 笑
メニューの日本語化はしていません(「Sublime Text」も)。

これからもっといろいろパッケージを入れてみようと思っています。
特にGithub連携のものを入れたい。わくわく!

今も「Sublime Text」を使っていること

だいぶ「Atom」に気持ちが傾いていきているのですが、
いまのところ「Atom」でできずに困っていることがひとつあります。

それは「ファイルの差分&マージ」。
「Sublime Text」では「Sublimerge」を使っていて。

sublimerge

こんなふうに2つのファイルの差分をとりつつ、その場でマージもしていける神プラグイン。

compare-filesのようにファイル差分を確認できるものはあるのですが、
マージまでができるものがまだ見つけられておらず…。
この作業だけは、まだ「Sublime Text」を使っています。

果たして「Atom」との恋の行方は…?

現在、二股状態のエディタバトル。
「Atom」との新しい恋が始まるのか。
それとも「Sublime Text」を忘れられずよりを戻すのか。

もう少し、揺れる恋心を抱えてみます…( ˘ω˘ )
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