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こぐまの手のようなかわいらしい多肉植物、「熊童子」の育て方

January 16, 2016

Analog

我が家の多肉植物も少しずつ種類が増えてきましたが、
自分で購入するよりも、実はお裾分けしてもらうことが多かったりするのです。
以前作った多肉の寄せ植えも、全種類いただきもの。

でも今いちばんのお気に入りは、秋口に手に入れた熊童子(クマドウジ)
珍しく自ら購入した多肉植物です。
季節的な問題か、なかなか置いているお店が見つからず、
手に入れるのに少し大変だったからこそ、愛着もひとしお。

熊童子とは

ベンケイソウ科コチレドン属の多肉植物です。
「熊童子」という変わった名前は、その葉っぱの形状から。
ぷくぷくとしたうぶ毛に覆われた葉の先が、ちょうど爪のようにギザギザと割れています。
これをこぐまの手に見立てているのです。

01

ふわふわとした毛がかわいらしい。

でももう少し、まあるくぷっくらしてくるといいのですが…

熊童子の育て方

理想の姿にするためには、正しい育て方が大切。

多肉好きの知り合い曰く、熊童子は少々育てるのが難しいとのこと。
特に夏の暑さや蒸れに弱いようで、水は控えめが良いよう。

わたしは秋に購入したため、夏との戦いはまだもう少し先。
まずは冬を上手く乗り越えなくては!

置き場所について

季節による影響を受けやすい多肉なので、
置き場所を変えてあげるのがベスト。
季節 置き場所
ベランダや室内の日当たりの良い場所
暑さ・蒸れを防げる風通しの良い日陰
0度以下の寒さや霜はダメージにつながるので、
わたしの場合基本的には室内の明るい場所に置いています。

とはいえ、屋内だと日光不足になりがち。
天気の良い日にはベランダに出して、日光浴。
夜には室内に戻すようにしています。

ある程度の寒さに当てることで、葉がぎゅっと締まるとも聞きます。

02

水やりについて

爪をくっきり形良く育てるには、水・肥料は控えめが良いそう。
季節 水やりのポイント
生育期(春・秋) 土が乾いたら
休眠期(夏・冬) 乾かし気味に
現状、水やりは1ヶ月に1回ペース。
水やり後は鉢底や受け皿に水がたまらないよう、
しっかりと水を切るように気をつけています。

熊童子を挿し芽で殖やす

多肉植物を育てる楽しみは、やっぱり殖やすこと。
熊童子の魅力を伝えるためにも、
すくすくと殖やし、ぜひ里子に出したいもの。

熊童子は「挿し芽」「葉挿し」で殖やすことができますが、
今回は「挿し芽」に挑戦してみました。

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1:葉を何枚かつけた状態でカット
2:切り口を乾かす
3:根っこが出てきたら土に植えこむ

ポイントは、
  • 根が出るまで水は与えない
  • 直射日光に当てず明るめの日陰に置く

また、写真のようにビンに入れておけば、
根っこが曲がらないのできれいな形に育つようです。

熊童子の仲間

コチレドン属の似た多肉植物に、
子猫の爪(コネコノツメ)があります。
熊童子を上手く育てられたら、子猫も手に入れたい…( ˘ω˘ )!
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