自分で購入するよりも、実はお裾分けしてもらうことが多かったりするのです。
以前作った多肉の寄せ植えも、全種類いただきもの。
でも今いちばんのお気に入りは、秋口に手に入れた熊童子(クマドウジ)。
珍しく自ら購入した多肉植物です。
季節的な問題か、なかなか置いているお店が見つからず、
手に入れるのに少し大変だったからこそ、愛着もひとしお。
熊童子とは
ベンケイソウ科コチレドン属の多肉植物です。「熊童子」という変わった名前は、その葉っぱの形状から。
ぷくぷくとしたうぶ毛に覆われた葉の先が、ちょうど爪のようにギザギザと割れています。
これをこぐまの手に見立てているのです。

ふわふわとした毛がかわいらしい。
でももう少し、まあるくぷっくらしてくるといいのですが…
熊童子の育て方
理想の姿にするためには、正しい育て方が大切。多肉好きの知り合い曰く、熊童子は少々育てるのが難しいとのこと。
特に夏の暑さや蒸れに弱いようで、水は控えめが良いよう。
わたしは秋に購入したため、夏との戦いはまだもう少し先。
まずは冬を上手く乗り越えなくては!
置き場所について
季節による影響を受けやすい多肉なので、置き場所を変えてあげるのがベスト。
季節 | 置き場所 |
---|---|
冬 | ベランダや室内の日当たりの良い場所 |
夏 | 暑さ・蒸れを防げる風通しの良い日陰 |
わたしの場合基本的には室内の明るい場所に置いています。
とはいえ、屋内だと日光不足になりがち。
天気の良い日にはベランダに出して、日光浴。
夜には室内に戻すようにしています。
ある程度の寒さに当てることで、葉がぎゅっと締まるとも聞きます。

水やりについて
爪をくっきり形良く育てるには、水・肥料は控えめが良いそう。季節 | 水やりのポイント |
---|---|
生育期(春・秋) | 土が乾いたら |
休眠期(夏・冬) | 乾かし気味に |
水やり後は鉢底や受け皿に水がたまらないよう、
しっかりと水を切るように気をつけています。
熊童子を挿し芽で殖やす
多肉植物を育てる楽しみは、やっぱり殖やすこと。熊童子の魅力を伝えるためにも、
すくすくと殖やし、ぜひ里子に出したいもの。
熊童子は「挿し芽」「葉挿し」で殖やすことができますが、
今回は「挿し芽」に挑戦してみました。

1:葉を何枚かつけた状態でカット
2:切り口を乾かす
3:根っこが出てきたら土に植えこむ
ポイントは、
- 根が出るまで水は与えない
- 直射日光に当てず明るめの日陰に置く
また、写真のようにビンに入れておけば、
根っこが曲がらないのできれいな形に育つようです。
熊童子の仲間
コチレドン属の似た多肉植物に、子猫の爪(コネコノツメ)があります。
熊童子を上手く育てられたら、子猫も手に入れたい…( ˘ω˘ )!