今年の”しごとはじめ”は、ちょっと早めの1月4日でした。なかなか好調にスタートでき、忙しくも充実した毎日を過ごせています。
でも、やっぱりコレをやらなくてはちゃんとはじまらない…!
例年より少しだけ出遅れてしまいましたが、今年も「100TODO」のエントリーから、2018年のブログをはじめます。
「100TODO」とは?
新年に「今年のやりたいこと100個」を書き出すという、いわゆる今年の抱負。- 【2017年版】 2017年はじめました!今年も100TODOやっていきます。
- 【2016年版】 今年やりたい100のリスト Trelloで変える2016年
ブログに残す以前からも、アナログに紙に書いたり、タスクツールを使ったり…いろいろな形を試してきましたが、昨年選んだのがドキュメント共有サービス『esa.io』を使った方法でした。
これがかなりお気に入り!
運用方法はまだまだ試行錯誤中ではありますが、「100TODO」にesaを使うと嬉しいポイントが少しずつ見えてきたところ。
そんなポイントを「8つのイイコト」として紹介しつつ、2018年の「100TODO」づくりの過程をチラリとお見せしていこうかなと思います。
STEP0:2017年を振り返る
まずは2017年の「100TODO」を確認してみました。昨年も作ったやりたいことリストのPosts。タイトル部分のステータスを見てみると…
62/100の表示…100個の『Tasks』のうち62個達成という結果でした!
達成率はやや低い…もう少し頑張りたかったかな…という思いもありつつも、「62個」ものやりたいことを実行できたのは、このリストのおかげです(ポジティブ!)。
達成率の確認ついでに、100個のTODOを見返しつつ、それぞれにちょっとしたコメントも追記しました。
良かったこと、大変だったこと。実現できなかったものには、こうすれば良かったという改善点。これらを書き足すことで、1年前の自分と今の自分の考えの違いも見えてきた気がします。
これで晴れて、2018年のリストをがしがし作れそう!
STEP1:やりたいことをどんどん出す
まずはただひたすら、単純に、やりたいことを箇条書きにしていきます。毎年大切にしているのが、前向きな「やりたいことリスト」にすること。振り返りはしましたが、「前年のできなかったこと」をそのままベースにしないようにします。
去年できなかったことが、今年のわたしがやりたいこととは限らないので。まっさらなところから、いざスタート!
(永遠の課題的に、毎年エントリーしてしまうものももちろんあるんですけどね)
100個のアイデアを考えるって、おもしろくもそんなにスラスラと出て来るものではなかったりします。
ポイントは、ある程度時間をおきながら書いていくことかも。本を読んだり、テレビを見たり、誰かと話したり…年末年始は少しそういった機会も増えるので、年越し前後の1週間ぐらいをかけて、少しずつ付け足していくようにしています。
esaでイイコト1
100個のアイデアを書いていく途中、いま何個くらい出したのか…ということを、すぐに確認できると嬉しいですよね。振り返りのところでも少し触れたのですが、esaには『Tasks』の表示があるのでわかりやすい。
- [ ] ひとつめのTODO - [ ] ふたつめのTODO - [ ] みっつめのTODOこんなふうにMarkdown記法のチェックリストとして書いておくと、クリック可能なチェックボックスとして表示されるのはもちろん、『Tasks』としてカウント表示されるので便利です。
esaでイイコト2
これもやりたい!を思いついたときに、すぐに書き足せることも重要。esaはスマホからも閲覧・編集しやすいので、いつでもTODOを育てられます。
サードパーティ製のクライアントアプリもいくつか出ているのですが、わたしはPCもスマホも、ブラウザでesaを利用しています。
ホーム画面にショートカットを置いておくと、すぐにアクセスできます。そしてかわいい!
STEP2:整理していく
やりたいことがたくさん集まってきたら、次は整理していきます。そのままでもおもしろいのかもしれませんが、自由に書いていると、特定のことに偏りすぎていたり、似たようなものがあったりすることも多くて。
カテゴリ別に分類したり、まとめたり、ときに切り離したりしながら、整理整頓をしていきます。
あと、見返すとけっこう粒度がバラバラになりがち。仕事上の進行管理のときには粒度が粗いタスクは困りますが、「100TODO」では許容するようにしています。
「〇〇の本を読む」のような即実行可能で終了判断も明確なタスクに分解しすぎると、あっというまに100個埋まってしまうので…
なにぶん欲張りなので、「本をたくさん読む」みたいなふわっとしたタスクも入れつつ、バラエティ豊かなラインナップになるようにしています。(実行時の工夫はSTEP4で)
esaでイイコト3
カテゴリの分類はMarkdown記法の『見出し』を上手く活用しながら書いていきます。# 大カテゴリ(h1タグ) ## 小カテゴリ(h2タグ)こんなふうに2階層くらいに分類することで、見やすいリストに。グルーピングしてみると同じような内容の偏りにも気づくので、タスク数のバランスも調整しやすくなります。
esaでイイコト4
文字情報だけだとわかりにくいことも、アイコンを添えるとグッとわかりやすくなります。esaでは『オリジナル絵文字』を登録できる機能があるので、自作のアイコンを登録することでいろいろな工夫ができます。
例えば、今回の「100TODO」では粒度だけでなく頻度もバラバラ。1回実行すればいいタスクもあれば、毎日・毎週・毎月実行することが目標となるタスクも混在しています。頻度をあらわすアイコンをつけてみると、これがとてもわかりやすくなりました。
他にもツールのロゴなどを絵文字として登録してあります。esaではなく別ツールに関連情報があるとき、このアイコンをつけてリンクしておくことで、情報の在り処がとてもわかりやすくなります。
STEP3:いつも見れるようにする工夫
リストは整ってきたので、作りっぱなしで終わらないように一工夫。このTODOリストは定期的にチェックして、必要に応じて追記・調整しながら育てていきたい。そのためには、いつでも目にとまるよう、またいつでもアクセスしやすいようにしておく必要があります。
esaでイイコト5
ブックマークなどもいいですが、わたしの場合、esaは仕事にもプライベートにも活用しており毎日アクセスするツールです。 このため、esaのTOPページにあたる『README』を、行動のindexのようにまとめています。ここに「100TODO」へのリンクを貼っておき、その月に取り組みたい内容もPICKUPしておけば、作りっぱなしを防ぐことができます。
esaでイイコト6
あと、これはおまけ話ですが。esaにはPostsの内容を自動的にスライドショーとして表示してくれるステキ機能が。
見出しごとにページが区切られるので、STEP2で整理しておいたことが功を奏します。
これでいつでも「100TODO」について熱く語れますね(笑)!
STEP4:実行しやすい工夫
最後は、肝心の「実行」のためにやっていきたいことの話です。粒度も頻度も期日もバラバラになりがちなTODOリスト。どうすれば実際の行動につなげられるだろう…いろいろ試行錯誤中ですが、こんな方法でやっています。
esaでイイコト7
リストに書いた一行だけで、すぐに実行に移せるTODOもありますが、そうでないものが多いです(わたしは欲張りなので)。そんなときは、esaのPostsを新しく作ってリンク。そちらのページでTODOの内容を深掘りしていきます。
情報収集をしてURLを貼っておいたり、具体的なアイデアを書き出したり。
また、esaのようなフリー記述の形式が向いていないTODOもあります。
例えば「まちあるき」のようなものは、日頃から行きたいスポットをTrelloという別ツールでまとめています。こういった別ツールのページにリンクしておく(ここで先ほどのオリジナル絵文字が活躍!)ことで、ふわっとしていたTODOが実行しやすいものになっていきます。
こんなふうにesaに作った「100TODO」を母艦にして、他ツールも美味しく使いつつ、少しずつリストを育てていきます。
esaでイイコト8
最後は実行に欠かせない期日管理のこと。esaでする期日管理もいろいろ考えたりチャレンジしたことがあるものの、今では適した別ツールで補う形に落ち着いています。
期日を伴う実行レベルのものはWunderlistで管理しています。「100TODO」たちも最終的にはここに登録され、期日が決められ、びしっと遂行される流れ。
このとき、該当するesaノートの詳細などのリンクを貼っておけば、あちこち情報を探さなくてもすぐに行動することができます。
こんなふうにわたしのesaは、行動のindexでもあり、情報が集約された自分だけのwikiでもあるのです。
良い1年になりますように
この「100TODO」、1年を通して少しずつ達成していくのがもちろん目指すところではあるのですが。 やりたいことを思い浮かべているときのわくわくするかんじ、ポジティブな気持ちが、実はとても大切だなと思っています。これをやりたい、あれをやりたい…そういう思いを持つのはとてもエネルギーになります。いつのまにか1年がはじまってしまうより、思いっきり前向きにロケットスタートできるのはとても気持ちいい!
そしてもちろん、「やりたい!」で終わらせないように頑張ります。
調子に乗って走り出すのは得意。でもすぐ息切れしてしまう性格でもあるのは、長年の経験でわかっているので。
そこは、esaをはじめとするお気に入りツールたちの力を上手く使いながら、このわくわくが持続するように、形になるように、引き続き試行錯誤をしていきます。
今年も良い「100TODO」を育てるぞ…( ˘ω˘ )!